新卒採用の成功の秘訣!最新の採用戦略と3つの手法を解説

公開日:2023年10月23日

採用戦略

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豊かな発想や新しい技術を持つ若手社員の力は、企業の成長やイノベーションを牽引する要素として必要不可欠です。人事担当者や経営者といった採用に携わる方は、採用戦略の立案に頭を悩ませていることも多いのではないでしょうか?
新卒者の採用は、適切な戦略と手法を組み合わせることで成功の確度を高めることができます。特に近年は、インターネットやAIの発展により、新卒採用の新しい手法も確立されつつあります。
こちらの記事では、採用の専門家が提供する最新の手法と、実践的なアドバイスをベースに、効果的な新卒採用のための戦略と手法を解説します。新卒の採用活動にぜひお役立てください。

新卒採用の重要性と現代の課題

新卒採用の重要性と現代の課題

近年の新卒採用市場は大きく変化しており、従来の採用戦略だけでは十分な結果を得ることが難しくなってきました。しかし裏を返すと、デジタル技術を活用した新しい採用手法が次々と開発されており、これらを活用することで他の企業に圧倒的な差をつけられるチャンスでもあります。
このような背景の中で、企業はどのような採用戦略や手法を取り入れるべきなのか、その手法や利用するメリット・デメリットについて考察していきます。

最新の新卒採用手法①:AI採用サービスの活用

AI採用サービスの活用

AI面接サービス「SHaiN」の事例紹介

まず、採用活動にAIが使用されている例をご紹介します。「SHaiN」というサービスは、AIを活用した面接サービスの一つです。
60分程度で100〜180問ほどの質問を行う面接を実施します。面接を受けた求職者の合否は、完全にAIが判定するわけではなく、動画のチェックを人の目で行い、最終的な合否は採用担当者が判断するというサービスです。これにより、住む場所や時間の都合で面接に来ることができない応募者にも面接の機会を提供し、採用担当者の負担も大幅に削減することができます。

>>>AIが面接官の採用サービス「SHaiN」

AI採用サービスのメリットとデメリット

AIを使用した採用サービスを使用すると、とても便利で担当者の工数削減につながりますが、デメリットもあります。

【メリット】

  • 過去の選考データを学習し、効率的な書類選考やマッチングが可能。
  • 同じ評価基準での判断が可能となり、担当者の私的な感情を含まない公平な選考が期待できる。
  • 採用担当者の負担軽減につながる可能性あり。

【デメリット】

  • 過去の選考データが大量に必要となり、かえって負担が増える場合がある。
  • 現在の技術ではAIだけの判断では完全な評価が難しく、頼りすぎると危険。

以上のようなメリット・デメリットを比較考量した上で、自社のケースで活かせるのかどうかを判断し、利用するのがおすすめです。

過去の選考データを活用した効率的な書類選考

先述の通り、AI採用サービスを導入する際の大きなメリットの一つは、過去の選考データを学習させることで、書類選考や自社に合っているかどうかを効率的に確認することができる点です。これにより、長期間にわたるデータを活用し、より精度高く、効率的な選考が可能となります。

最新の新卒採用手法②:マッチングサービスの活用

マッチングサービスの活用

現代の採用市場では、従来の面接や説明会だけでなく、様々なマッチングサービスが登場しています。これらのサービスは、企業と学生の間のコミュニケーションをより効果的に行うための手法として注目されています。

イベント型マッチングサービスの事例と特徴

イベント型のマッチングサービスは、学生と企業が直接顔を合わせる形でイベントが開催されています。例えば、「逆求人フェスティバル」や「ミキワメ就活」(旧Recme)のようなイベントでは、企業が自社の魅力をPRし、学生が興味を持った企業に直接アプローチすることができます。このようなイベントは、学生と企業の間のコミュニケーションを深める絶好の機会を提供し、効果的なマッチングを実現するための手法として注目を集めています。

Webやアプリを利用したOB・OG訪問の新しい形

また、最近ではOB・OG訪問の形式が大きく変化してきています。従来の対面型OB・OG訪問に加え、Webやアプリを活用した形式のものが増えてきています。例えば、「マッチャー」のようなOB・OG訪問を提供するWebサービスでは、学生が個人名でOB・OGとして登録したユーザーに直接相談をすることができます。

最新の新卒採用手法③:SNSを活用した採用PR

SNSを活用した採用PR

SNSでの情報発信のメリットとデメリット

SNSは現代において、企業が自社のブランドや文化をプロモーションするための強力なツールとなっています。SNSにログインしている時間が長い学生をターゲットとした新卒採用においては特に有効と言えるでしょう。
SNSを通じて企業の魅力を伝え、ターゲットとなる学生たちと直接的にコミュニケーションを取ることが可能でが、その一方でSNSは瞬時に情報が拡散されやすいという一面もあるため、発信する情報を誤ると企業のイメージダウンにつながりかねないというリスクも含みます。
もし、企業に不利な情報や誤解を招くような内容がSNS上に投稿された場合には、迅速かつ適切な対応が必要となります。具体的には、事実関係の確認、公式声明の発表、関係者への適切なフォローアップなどが挙げられます。

まとめ

近年、AI技術やSNS、マッチングサービスなどの新しい採用手法が登場し、これらの技術を活用することで、より効果的かつ効率的な採用活動が可能となることが考えられます。
しかし、これらの新しい手法を導入する際には、それぞれをリスクも考慮し、メリットデメリットを比較しながら慎重に導入すべきです。
未来の採用市場においては、これらの新しい手法や技術がさらに進化し、より多様な採用活動となることが期待されています。
企業は、時代の変化に柔軟に対応し、新しい採用手法の活用を積極的に進めることで、優れた人材を目指していきましょう。

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