Wordpressを採用サイト制作に利用するメリット・デメリットを解説
公開日:2024年2月13日
採用サイト
目次
採用サイト制作を中心に採用支援をしている株式会社Miuitです。
今回は、採用サイトの制作にWordpress利用することのメリット・デメリットをご紹介します。Wordpressは、テーマを使用すれば、コーディングの知識がなくても、低コストでスタイリッシュな採用サイトを作成できます。
そのため、多くの企業で採用されがちですが、見落とせないデメリットもあります。ぜひこの記事を参考に、ニーズに沿った最適な選択をしていきましょう。
採用サイト制作の重要性
近年、ビズリーチやIndeedといった大手の求人サイトでの採用が一般化しており、わざわざ自社に採用サイトを用意する必要があるのか?とお考えの方も多いと思います。
まずこのセクションでは、採用サイトの重要性についてお伝えしていきます。
採用サイトを見ている求職者の割合
ここで、ひとつデータをご紹介します。
就職活動をしている学生を対象にした調査において、株式会社ONEによる最新調査では、求職者の83.9%が企業の公式採用ページを見て企業研究を行っており、62.4%の求職者が、採用ページがある企業をポジティブに感じると回答しています。
求職者は、求人サイトで気になる企業を見つけて、その後に企業の採用サイトを閲覧しに来る、という流れが最も多いようです。
このように、求職者が最も注目し、企業の「顔」となるのが採用サイトです。
採用サイトにWordpressを利用するメリット
まずは、Wordpressを利用するメリットについて解説します。
メリット①:初期費用が無料
Wordpressが世界中で人気の理由としては、利用すること自体にお金がかからないためです。Wordpressのソフトウェア自体はオープンソースであり、誰でも無料でダウンロードと利用が可能です。
メリット②:CMSというシステムでコンテンツの管理が楽
Wordpressは、「Content Management System(CMS)」と呼ばれるシステムの代表格で、世界ブログや採用コンテンツを更新する度に、いちいちコード書くのはとても大変ですよね。そんなときに役立つツールがCMSなのです。中で多くのユーザーがいます。
日本語では「コンテンツ管理システム」と呼ばれます。これは、ウェブサイトの内容を管理し、編集するためのシステムのことを指します。
採用サイトにWordpressを利用するデメリット
正直、企業の採用サイトにWordpressを利用するのはおすすめしません。初期費用がかからないことが多いため、多くの企業で採用される事が多いですが、古くから利用されているサービスであるため、レガシー化している機能も多く、運用していると様々なストレスがかかるという声も多くあります。
デメリット①:バージョン管理の煩雑さ
Wordpressは「テーマ」と呼ばれるサイトのフォーマットと「プラグイン」という追加機能をインストールして利用するのが一般的な使い方となっています。
Wordpressの登場は2003年で、古くから使用されているシステムです。そのため、Wordpress自体のバージョン、プラグイン、テーマなど、これらを組み合わせると無数の組み合わせが存在します。しかもそれぞれにバージョンがあり、更新の頻度が非常に多いです。
当然、その中で相性の悪い組み合わせもあるわけで、Wordpressのバージョンを更新したらサイトが全く表示されなくなった!ということも頻繁に起こります。
デメリット②:セキュリティの脆弱性
先程ご紹介したとおり、Wordpressは更新の頻度が非常に多い上に、アップデートには細心の注意を払う作業です。
だからといってバージョンを更新せずにほったらかしにしておくと、セキュリティの脆弱性を持つ可能性があり、サイトがハッキングのリスクにさらされる可能性が高まります。
採用サイトという、求職者の個人情報を扱うサイトだからこそ、セキュリティは万全の体制を整えておくべきでしょう。
デメリット③:保守管理費用がかさむ
デメリット①でご紹介した通り、バージョン管理が非常の煩雑さを極めているため、企業の公式サイトとして運用する場合には、基本業者に保守管理を委託する必要があります。
保守管理費としては、月に50,000円前後が相場となっています。大手企業の場合は40万円以上も保守管理に費やしている例もあります。
初期費用が無料であるために、Wordpressで制作してしまったけど、結局保守管理費がかさむ...。と悩みの種になっていることも少なくありません。
デメリット④:パフォーマンスの問題
Wordpressは、近年登場したCMSに比べ基本的にサイトパフォーマンスは良くない傾向にあります。
また、多数のプラグインが使用できたり、カスタマイズも可能であるゆえに、サイトの読み込み速度が遅いサイトをしばしば目にします。
採用サイトにおいて、求職者に少しでも自社のことを知ってもらいたい、という思いから、滞在時間をKPIとしている人事担当者の方も多いのではないでしょうか?
ウェブサイトのパフォーマンスと離脱率(ブラウザバック)は、以下の図のように密接に連動しています。
読み込み時間が1秒から3秒に増加すると、離脱率は1.32倍に増加、5秒に増加すると1.9倍、10秒ともなると離脱率は2.2倍にまで増加します。
この結果からも分かる通り、 採用サイトにとどまってもらうためには、読み込みのスピードが非常に重要となり、その点においても採用サイトにWordpressは不向きと言わざるを得ないでしょう。
本当におすすめのCMSはWordpressではなく...
では、採用サイトにおすすめのCMSって一体何なのよ!と思われたことも多いかと思います。
これには一つの解が出ており、その名もズバリ「microCMS(マイクロCMS)」です!
圧倒的なサイトパフォーマンスだけでなく、日本で開発されたサービスであるため、日本語の公式ドキュメントが用意されており、保守管理も比較的ラクなのが特徴的です。
こちらの記事では、microCMSの魅力と、なぜ採用サイトに利用すべきなのかを解説しています。
>>> 「採用サイトにおすすめの microCMS 何がすごいの?」を今すぐチェック!
また、弊社では、これまでいくつもの企業の採用サイトをmicroCMSで立ち上げてきました。サイトの立ち上げはもちろん、デザインや開設後のデータ分析など、こちらのバナーからぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ
今回は、採用サイトの制作にWordpress利用することのメリット・デメリットをご紹介しました。Wordpressは、コーディングの知識がなくても、低コストでスタイリッシュな採用サイトを作成できますが、デメリットの部分も見落とせません。
弊社では採用サイトの制作にmicroCMSをおすすめしていますが、導入には一定のハードルが存在しているのも事実です。その辺もぜひご相談いただければ幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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