補助金を使ってお得に採用サイトを制作!小規模事業者持続化補助金の利用方法を解説

公開日:2024年3月4日

採用サイト

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採用サイト制作を中心に採用支援をしている株式会社Miuitです。

ベンチャー企業やスタートアップ、または中小企業にとって、優秀な人材を確保するための採用活動は非常に重要ですが、採用サイトの制作にはコストがかかりがちです。しかし「小規模事業者持続化補助金」を活用すれば、この負担を軽減することが可能です。

今回は、持続化補助金を使って採用サイトをお得に制作する方法を、具体的な手続きの流れとともに解説します。採用サイトの制作によく使われる補助金として「IT導入補助金」がありますが、この二つの違いについても解説します。

採用サイト制作によく使われる補助金

小規模事業者持続化補助金

「小規模事業者持続化補助金」は、小規模事業者が事業の持続性を高め、新型コロナウイルス感染症の影響に対応するための支援を行うことを目的としています。

コロナウイルスがある程度鎮静化されている現在でも、申請することができます(2024年3月現在)。

第15回の申請受付締切は2024年3月14日です。詳細な情報、申請方法、条件等は公式サイト「小規模事業者持続化補助金(一般型)」でご確認いただけます。

支給額は、一般型でのWEBサイト制作に関する補助経費として、経費の3分の2(例:60万円の補助経費で40万円)が支給されます。補助上限金額は50万円(低感染リスク型ビジネス枠では最大100万円、補助率は最大3/4)​​です。

IT導入補助金

IT導入補助金は、特定のITツール(例えば、ビジネスで使えるソフトウェアやクラウドサービス)に使える補助金です。これらのツールは、事業を効率化するためのもので、補助金を受けるためには、それが公式で認められているITツールである必要があります。

今回ご紹介する「小規模事業者持続化補助金」と比較し、通過率、補助金額上限が高いため、魅力的だと思う方も多いのですが、注意が必要です。

IT導入補助金は、あくまで「ITツール」の導入に必要な費用(ソフトウェア購入費やクラウド利用料など)が補助対象となっているため、採用サイトを自作するツールを導入することはできますが、制作に用いることはできません。

そのため、結局は自社で採用サイトのフォーマットを用いることとなる、他者と統一的なデザインとなってしまったり、パフォーマンスの低い採用サイトになりやすい傾向があります。

実際に弊社にも、「IT導入補助金の登録ツールで採用サイトを作ったが、独自性や自社のブランディングを伝えるのが難しく、改めて制作してほしい。」という相談が寄せられています。

弊社では、補助金のご相談も無料で承っています。お気軽にどうぞ。

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持続化補助金を活用して採用サイトを制作するメリット

採用サイトの制作と運用には、特に初期投資が必要になりますが、持続化補助金を利用することで、この負担を軽減することができます。ここでは、持続化補助金を活用して採用サイトを制作することのメリットを探ります。

コスト削減

最も明らかななメリットとしては、採用サイト制作にかかるコストの削減です。持続化補助金を活用することで、ウェブサイトのデザインや開発、コンテンツ制作に必要な資金の一部をカバーすることが可能になります。
これにより、事業の財務負担が軽減され、キャッシュフローに余裕が生まれます。

企業イメージと候補者の質の向上

補助金を利用して質の高いサイトを制作することで、企業のブランドイメージが向上し、より多くの応募が期待できます。
採用サイトは、候補者にとって企業の「顔」となる部分です。魅力的なデザインは、候補者に良い第一印象を与え、企業のブランドイメージを高める重要な役割を果たします。

就職活動をしている学生を対象にした調査において、株式会社ONEによる最新調査では、求職者の83.9%が企業の公式採用ページを見て企業研究を行っており、62.4%の求職者が、採用ページがある企業をポジティブに感じると回答しています。

、求職者の83.9%が企業の公式採用ページを見て企業研究を行っており、62.4%の求職者が、採用ページがある企業をポジティブに感じると回答

このように、求職者が最も注目し、最初に訪れる企業の「顔」となる採用サイトは、魅力的な候補者を集めるためにも、デザインやサイトパフォーマンスなどはこだわるべきポイントと言えるでしょう。

持続化補助金申請のステップ

持続化補助金申請のステップバイステップガイド

持続化補助金を活用して採用サイトを制作するためには、正確な申請プロセスを理解し、適切に準備することが重要です。以下のステップバイステップガイドは、持続化補助金の申請プロセスをスムーズに進めるためのロードマップです。

適切な補助金の特定

国や地方自治体が提供する補助金プログラムの中から、事業のニーズに最も適したものを選択します。小規模事業者持続化補助金以外にも、利用可能な補助金がある場合もありますので、国や自治体の公式ウェブサイトを通じて情報を収集してみてください。

必要書類の収集

小規模事業者持続化補助金の申請に必要な書類には、いくつかのカテゴリーがあり、事業者の種類や申請形態(単独申請や共同申請など)によって必要な書類が異なります。ここでは、一般的な単独申請のケースを基に、必要書類の概要を紹介します。

  • 小規模事業者持続化補助金事業に係る申請書(様式1-1): 申請者の基本情報、公募要領の誓約事項の確認、補助事業計画の概要などを記入します。
  • 経営計画書兼補助事業計画書①(様式2-1): 申請者の経営状況、市場ニーズ、自社の強み、経営目標やプランなど、経営計画と補助事業計画の詳細を記入します。
  • 補助事業計画書②(様式3-1): 補助事業の具体的な内容、期待される効果、実施スケジュール、必要経費の内訳などを記入します。
  • 事業支援計画書(様式4): 地域の商工会議所や商工会が作成し、申請者の事業計画に対するサポート内容を記載した書類です。

申請準備のポイント

  • 公募要領の理解: 申請にあたっては、公募要領をしっかりと読み、補助金の趣旨や要件を正確に理解することが重要です​​。
  • 内容の具体性と一貫性: 経営計画書や補助事業計画書の内容には、具体性と一貫性を持たせ、目標や計画が実現可能であることを明確に示す必要があります​​。
  • わかりやすい書類作成: 計画書は、見やすく、理解しやすい形で作成し、必要に応じて図表やグラフを使用することが推奨されます​​。

申請から補助金受領までの流れ

  1. 経営計画書・補助事業計画書の作成
  2. 商工会議所でのチェック
  3. 日本商工会議所への申請書類送付
  4. 審査
  5. 交付決定後の事業実施
  6. 実績報告書の提出
  7. 報告書の確認
  8. 補助金の受領​​

まとめ

今回は、持続化補助金を使って採用サイトをお得に制作する方法を、具体的な手続きの流れとともに解説しました。参考になれば幸いです。

株式会社Miuit(ミウイット)は、成果に繋がる採用サイト制作を行なっています。
事前にお客様の事業や、社内の雰囲気などについてヒアリングを行い、採用サイトを制作させていただいています。
「どのようなデザインやテキストで構成したら企業の良さが伝わるか」という部分を第一に考え、最新技術を用いた採用サイトを提供しております。

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