リターゲティング広告とは?採用サイトに活用する場合のメリットとデメリットを解説

公開日:2024年1月17日

採用サイト採用戦略

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採用サイト制作を中心に採用支援をしている株式会社Miuitです。
採用広告を打ちたいけど、「プラットフォームは何を活用していいのか、どのような内容で広告を打てばいいのかわからない」とお困りの方も多いと思います。
今回は、採用サイトに適した広告手法として「リターゲティング広告」について解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

リターゲティング広告とは?

リターゲティング広告とは?

リターゲティング広告とは、ウェブ上のある特定のサイトを訪れたユーザーを狙って広告を表示するデジタルマーケティング手法です。
リターゲティング広告は、ブランドやサービスに対する興味を既に示しているユーザーに再度アプローチすることを主な目的としています。

リターゲティング広告は、クッキーやモバイルデバイスのIDなどを利用して、訪問者のオンライン行動を追跡します。訪問者がサイトを離れた後、他のウェブサイトやソーシャルメディアプラットフォームで広告を表示させる仕組みになっています。

採用業界においては、求職者が企業の採用サイトを訪れたという時点で、その求職者が企業に関心を持っている可能性が高いことを意味し、リターゲティング広告は特に有効な手法とされています。

Wantedlyなどの求職サイトなどで企業を発見し、採用サイトをのぞいてみたものの、数日後には忘れてしまっているといった求職者はとても多いため、そのような求職者からの応募を取り逃さないためにも、有効な手法です。

採用サイトでリターゲティング広告を活用するメリット

リターゲティング広告のメリット

前述した通り、リターゲティング広告は採用活動に特に有効な手法とされており、多くのメリットがあります。代表的なメリットとして、以下のものがあげられます。

効果的な候補者へのリーチ

リターゲティング広告は、すでに企業の採用サイトを訪れたことがある候補者に焦点を当てて表示されます。そのため、広告のリーチが高関心層に限定され、広告投資のROI(投資利益率)を高めることができます。

採用ブランドの認知度向上

リターゲティング広告は、企業の採用ブランドを強化し、認知度を高めるのにも効果的です。採用サイトの訪問者に対して繰り返しブランドを露出させることで、企業のイメージを強化し、候補者の記憶に残りやすくなります。

リターゲティング広告のデメリット

過度な追跡感を与えるリスク

リターゲティング広告の主なリスクの一つは、ユーザーの不快感を引き起こす可能性があるということです。
過度に頻繁なリターゲティング広告の表示は、ユーザーにとって、「追跡されている」という印象を与え、ブランドイメージを損なう恐れがあります。「怖い...。」と思われないためには、広告の表示頻度を適切に管理することが重要です。

費用対効果の考慮

リターゲティング広告は基本的に採用に有利と言われていますが、すべての場合が当てはまるわけではありません。特に、母集団形成がなされていない状態で、小規模なターゲット層に対して高額な広告費用を投じると、期待されるリターンが得られない可能性があります。効果的なリターゲティング戦略を実施するためには、ターゲット層のサイズ、広告のリーチ、そして予算のバランスを考慮に入れることが不可欠です。

母集団形成のポイントについては、こちらの記事にまとめていますので、ぜひご確認下さい。

母集団形成_まとめ
↑母集団形成のまとめ記事はこちらをクリック!

リターゲティング広告の代表的なプラットフォーム

リターゲティング広告の代表的なプラットフォーム

Google広告

Google広告は、最も広く利用されているリターゲティング広告プラットフォームの一つです。広範囲のユーザーにリーチできる点が最大の強みであり、特にGoogle検索やYouTubeなど、幅広いGoogleのエコシステムを活用して広告を展開できます。初心者から上級者まで利用できる使いやすさも特徴です。

Meta for Business

Meta for Businessは、ソーシャルメディアを活用したリターゲティングに適しています。InstagramやMessenger、Facebookなど、Meta社が所有する複数のプラットフォームにまたがって広告を表示することができます。高度なターゲティングオプションと豊富なユーザーデータにより、特定の興味や行動を持つユーザーに効果的にアプローチできます。

LinkedIn Ads

LinkedIn広告は、特にB2B分野やプロフェッショナルなターゲット層にアプローチしたい場合に最適です。LinkedInの豊富な職業関連データを活用することで、特定の職種、業界、または職歴を持つ人物に精密にターゲティングできるのが特徴です。採用、ブランディング、リードジェネレーションなど、多様な目的で活用できます。

まとめ

この記事では、リターゲティング広告の基本的な概念、そのメリット・デメリット、そして主要な広告プラットフォームについてご紹介しました。
現代のデジタル採用戦略において重要な役割を果たすリターゲティング広告を活用して、採用活動を向上させていきましょう。

弊社では、採用サイトのデザインや開発だけではなく、その後の広告運用やアクセス解析まで、採用サイトに関するすべてのサポートを提供しています。部分的にでもお役に立てればと思いますので、下のバナーからぜひお気軽にご相談ください。

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