採用サイトは必要?採用サイトの役割をマーケティング視点で考える

公開日:2024年4月9日

採用サイト

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採用がうまくいかない場合、採用サイトの新設やリニューアルを検討する企業が多いです。弊社にもそのようなご相談をいただきますが、採用サイト作るだけでは採用状況が改善しないことも多いです。

この記事では、採用サイトの役割をマーケティングの観点から解説をします。

採用のファネルとチャネル「図解」

以下の図は、マーケティングで用いられる「ファネル」と「チャネル」の概念を、採用プロセスに応用したものです。

採用のファネルとチャネル

ご覧の通り、採用サイトは主に認知度の向上を目的とした施策ではありません。むしろ、興味・関心を持つ層や、応募を検討している層へ向けた施策となります。

認知層から興味・関心層、そして応募検討層へと進むにつれ、対象者の数は減少します。したがって、認知層が十分に確保されていない状態では、それ以降のフェーズで実施される施策の効果が出にくいことが多々あります。

実際に、弊社に相談を寄せられたケースを調査すると、認知層の数が不十分な事例が非常に多いことがわかりました。

認知層の数の調べ方

認知層の数は、ナビサイトや既存の採用サイトからの流入数を分析することで、大まかに把握することが可能です。

採用人数あたり30~100PVが目安となりますが、この幅には理由があります。大手企業の場合、特に興味はないが何となく調べる人が多いのに対し、地方の中小企業の採用サイトを訪れる人は、かなりの興味を持って情報を探していると言えます。従って、企業の規模やフェーズによって、必要な数は変わります。

これらは GA4(無料) で調べられます。関連記事も書いていますのでぜひ参考にしてください。
▶︎これだけでOK!GA4で採用サイトのアクセス解析

弊社では、アクセス分析を無料で行っていますので、ご興味のある方はお問い合わせください。

認知獲得の施策

新卒採用における認知獲得の施策としては、従来、リクナビやマイナビが主流でした。しかし、最近では状況が変化してきています。

例えば、新卒版ダイレクトリクルーティングのOfferBoxには、求職者の半数が登録しているというデータがあります。また、Instagramよりも拡散力の高いTikTokを用いた認知拡大の事例が増えています。

詳細については、関連記事をご覧ください。

TikTok採用とは?大手企業でも活用できるTikTok採用戦略の成功事例をご紹介

まとめ

この記事では、採用サイトの作成だけでは効果が見込めない可能性があることを解説しました。採用サイトの制作は数百万円~1,000万円の投資が必要になるため、効果的な仕組みを構築することが不可欠です。

株式会社Miuit(ミウイット)では、成果に繋がる採用サイト制作を行なっております。採用要件の作成や最適な媒体選定等の支援から行なっておりますのでご興味のある方はぜひお問い合わせください。

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